ダイちゃん ひゃー、今週のアステンジャーもかっこよかったねー! |
キョウコちゃん アステンジャー!! スーパークラシトレーションスマーッシュ!!! |
アステンジャーごっこする人ー! |
はいはいはーい! わたし、アステンジャーピンクー! |
ぼくはアステンジャーレッドだい! じゃあ怪人はパパね! |
ダイちゃんパパ またずいぶん突然振ってくるね。 えーと、怪人ってどんな風にしゃべるんだい? |
イーッヒッヒッヒー! って下品に笑って、 「今日こそ墓場に送ってやるぞ、アステンジャー」って不気味な声でしゃべるんだよ。 |
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ええー、それじゃあ怪人らしくないんだい。 |
しかも映像がなくて、声だけだったら? |
そんなのヒーローと区別がつかなくなっちゃうよ! どっちが悪者なの? |
さらに怪人が「私がアステンジャーレッドだ!」って言い出したら!? |
うわーん! もう何が何だかわからないんだい! |
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声や話し方が怪しかったら話も信じられないもんね。 だけどそんなの当たり前じゃないの? |
話し方が丁寧だったら、少なくとも「怪しい人だ」とは思わないだろ? それも「当たり前」なんだけど、人は当たり前なことをそもそも疑ったりしない。 そこを突くのが犯人のねらいなんだよ。 |
むむー、なんて恐ろしいやつ! よぉーし、詐欺の犯人もアステンジャーが倒してやる! 覚悟しろ! とおー!! |
うわっと! ちょっと待ってよダイちゃん! パパは怪人だったんじゃないの? |
怪人サギラー! 許さないぞ!! |
怪人と詐欺犯人を一緒にするとはこしゃくな! とにかく、言葉づかいが丁寧でも、話におかしなところがあったら電話を切るんだぞ、イーッヒッヒッヒ~! |
ダイちゃんママ 怪人の真似をしながらまともなことを言われても、確かに説得力ないわねぇ……。 |