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くらしの知恵袋

2018年 冬号




汚れがつかないようにカバーする




ニオイとひと言でいっても、その原因はさまざま。
場所ごとに特定し、適切に処置することがニオイ対策の基本です。




<お部屋のニオイの主な原因と対策>

バクテリアやカビが繁殖してたんぱく質などを分解する際のニオイです。



水分や湿度の対策
食べカスや髪の毛といった栄養分の除去
重曹、クエン酸、エタノールなどによる清掃



食べ物やペット関連品などその存在自体がニオイの発生源になっている場合。



換気や消臭剤による空気の清掃
付着したニオイの除去









食材などを加熱することで、湯気や油とともに、ニオイが広範囲に広がります。



付着したニオイの除去
こまめな換気







主な原因は、靴箱や傘立てに繁殖したバクテリアやカビなどによるものです。



「消毒用エタノール」で靴箱の内部、棚板、傘立てを拭き、靴の内部もスプレーし、殺菌することでニオイを減らします。

活性炭や除湿剤の設置や、来客がないときなどは扉は開け放して、湿気がこもらないようにすることも大切です。




調理のニオイは、換気扇が近くにあるキッチンよりも、リビングのカーテンやラグといったファブリック類に広く付着し、こもってしまうことがあります。



「重曹5%程度の水溶液」をスプレー容器に入れ、ファブリック類に噴霧すると、油煙由来など酸性のニオイを中和する効果が期待できます。強く臭うようならばファブリックの洗濯を。
※洗濯する前に、必ず洗濯可能な製品かどうかをご確認ください。



天井、壁の清掃もニオイの排除に効果的。基本は、壁紙を損なわないようにソフトタッチの清掃用ワイパーなどで、半年に一度ほど表面のホコリを除去するにとどめましょう。




POINT 天井、壁を拭くときは・・・・・・

室内で焼き肉をする頻度が高い家庭や、喫煙者のいらっしゃる家庭であれば、こちらも半年に一度の拭き掃除が必要です。「中性~弱アルカリ性の住居用洗剤」か「セスキ炭酸ソーダの3%水溶液」を使い、やわらかいマイクロファイバークロスやタオルなどの布で拭きましょう。




 
便器そのものに目が奪われがちですが、その周りの細菌対策がポイントです。



ニオイの発生源として盲点なのが、トイレ内にギャラリー的に置いてある「飾り物」です。それらが尿の飛沫などを吸ってニオイのもとになっているケースが多いのでご注意を。
  排水口とともに、キッチンのニオイの発生源となっているのが生ゴミ臭。しっかりケアしましょう。



生ゴミ用のゴミ箱の底や側面に、生ゴミから垂れた汚水がこびり付いていませんか?その汚れもキッチンのニオイの原因です。
ゴミ箱が洗える素材であれば、定期的に中性洗剤で水洗いをして乾かし、仕上げに「消毒用エタノールスプレー」を吹き付けま
しょう。


藤原千秋さん 住宅・家事アドバイザー

『マツコの知らない世界』(TBS系)で掃除グッズを紹介するなど、幅広いメディアで活躍。
生活総合情報サイトAll About 家事ガイド。





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