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くらしの知恵袋

2013年 冬号

朝活の知恵袋





睡眠は、体を休めるだけでなく、薬の代わりとなる効果を持っています。それは、体内の免疫システムの活性化です。体内に侵入したウイルスなどを掃除するように指示を出す「メラトニン」というホルモンは、睡眠中の脳内で働きます。つまり、体内の免疫システムがその機能を発揮するのは、主に睡眠中なのです。

さらに「メラトニン」は、夜8時半ごろから分泌され始め、朝方3時半ごろには分泌が中止されるといわれています。夜更かしをしたり、睡眠不足だと風邪をひきやすくなるというのは迷信ではなく、しっかりと科学に裏付けされた事実。早寝早起きを心がけ、風邪ウイルスに負けない免疫システムを手に入れましょう。




全身の血行をよくするストレッチは、風邪予防にも有効な習慣です。それは、血行不良により発生する活性酸素が免疫システムにもダメージを与えるから、血液をドロドロにする悪玉として有名な活性酸素ですが、免疫力の低下の原因でもあるのですね。だから、日ごろからストレッチを行い、活性酸素を排除しておくことは風邪予防の観点からも大切なのです。

ストレッチは、たくさんの汗をかくような本格的なものでなくても、仕事や家事の合間に腕などをグルグル回すだけでも効果があります。ここでご紹介する「顔ストレッチ」も手軽に実践できながら、大きな効果が実感できる方法です。 ぜひ、試してみてください。



すでに多くのご家庭で徹底されている「うがい・手洗い」ですが、帰宅時には手や喉以外にもウイルス菌が付着しているため、それだけでは感染防御策としては不十分。
普段の「うがい・手洗い」に、ここでご紹介する2つの除去法を加えて、ウイルスや菌が体内に入る隙を無くしてしまいましょう。

●鼻うがいを行う

口や喉と同様に呼吸器である鼻の粘膜にもウイルスは付着しています。しかし、そうしたウイルスを洗い名流す「鼻うがい」を実践しているご家庭は少ないのではないでしょうか。
「鼻うがい」は、専門器具を用意しなくてもご家庭にあるもので実践できます。これから紹介する手順を参考に、ぜひチャレンジしてくださいね。
また、皮膚や粘膜に付着したウイルスはわずか20分で体内に入り込んでしまいます。帰宅後20分以内に対策する習慣を、身につけましょう。

●シャワーを浴びる

インフルエンザに弱い乳幼児、妊婦、老人などがいるご家庭では、帰宅後すぐの入浴習慣を加えるのもいいでしょう。インフルエンザのウイルスは、石けんでも取り除けます。全身を洗い流せば、感染の確率は飛躍的に低くなるのです。


村上 一裕さん  医学博士

主な著作に『一生インフルエンザにかからない体質の作り方』(フォレスト出版)、『一生風邪をひかない体のつくり方』(三笠書房)など。最近では、一般人から医師、薬剤師に至るまで幅広い層を対象に、独自のウイルス対策法を講演している。

※これまでの知恵袋はこちら

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