くらしの知恵袋
2013年 春号
衣替えを重労働にするのは、その手間の多さです。それならば、その手間を苦にならない程度に分割してしまいましょう。
お勧めは、3段階に分けての衣替え。暦を目安に、肌で感じる季節感とのズレがないように調整しながら進めていきましょう。
下記の表のような、衣替えのタイミングごとのグループで、引き出しや収納ケースにまとめておけば、時期がきたときに、かたまりで入れ替えることができます。
季節ごとの区分が難しい服は、無理に分けずに「年間を通して着る」というグループに。取り出しやすい場所に収納しましょう。

近ごろは衣替えをしない家庭も増えていますが、季節の変わり目には、クロゼットの中身を点検しましょう。

収納ケースには、「服をたくさん仕舞うためのもの」「出し入れしやすくするもの」「スペースを有効利用するもの」があります。こうした入れ物の特徴を再確認しておくことで、衣替えは断然ラクに。住まいの事情に合わせた最適なものを取り入れてみてください。
すはら ひろこさん 整理収納アドバイザー/一級建築士、インテリアコーディネーター
整理・収納のプロとしてテレビ・ラジオ出演、雑誌掲載多数。個人宅でのアドバイスをはじめ、各地での収納セミナーが「やる気になる」と好評。著書に『1分からはじめる片付け術』(だいわ文庫)など多数。
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