くらしの知恵袋
2014年 秋号
まずは、購入した際の箱のまま、常温で備蓄できるペットボトルなどの収納方法です。
ポイントとなるのが、備蓄のためのスペースをどうやってつくるか。
ペットボトルの水を購入したけれど、重くて家の中まで運ぶのが面倒だったり、本数が多いので、収納場所がなかったりで、玄関や廊下に積み上げているというご家庭は意外と多いようです。
しかし、通路を物品がふさいでいると、災害時に避難の妨げになってしまいます。
そこで提案したいのが、もしもの時にも使いやすいように、日常的に活躍する収納場所に、スペースを用意するという考え方です。
1カ所で収納しきれないなら、3カ所くらいに分散収納しましょう。


乾麺や乾物、缶詰、レトルト食品など食べ慣れている食材をベースに、食べたら補充するという「ローリングストック」を食品備蓄として取り入れているご家庭も多いのではないでしょうか?
そうした食品のキッチンへの上手な収納法をご紹介しましょう。


すはら ひろこさん 整理収納アドバイザー/一級建築士、インテリアコーディネーター
理・収納のプロとしてテレビ・ラジオ出演、雑誌掲載多数。個人宅でのアドバイスをはじめ、各地での収納セミナーが「やる気になる」と好評。著書に『風通しのいい片づけ』(エクスナレッジ)など多数。
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