くらしの知恵袋
2014年 冬号
油煙と呼ばれる微細な油の粒子とホコリが汚れのもとです。
「重曹をお湯に溶かした液」「台所用洗剤の原液」など、油汚れに対応する液体を染み込ませた雑巾で拭き取るのが、一番です。

樹脂化した油とホコリで、ドロドロ、ベタベタに。重曹を使って、サッパリと。

リビングの「何かニオう」。その原因の多くは、ファブリック類(布モノ)です。
だからカーテンも定期的にお掃除しましょう(理想的な頻度は、厚地のドレープタイプで年1回、薄地のレースタイプで年3回程度と言われています)。
普段のお掃除で手の届かないポイントを押さえましょう。
床と壁との継ぎ目&ドア下枠の黒いカビ
使用上の注意を十分守って、浴室用カビ取り洗剤※をスプレーするのが一番手軽な方法。さらに、根を張ってしまった強力なカビを死滅させるには、脱脂綿などを張り巡らせ、30分~1時間程度、洗剤をとどめて「洗浄剤パック」をするなど、工夫して対策しましょう。
※次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする、いわゆる塩素系漂白剤

藤原 千秋さん 住まい方専門のライター/All About「掃除」ガイド
主に住まい周りの記事を専門に執筆するライターとして12年のキャリアを持つ。現在は平行して育児系記事・コラム執筆も。『フニワラさんの無理なく続けるハウスキーピング術』(アールズ出版)など著書、マスコミ出演多数。生活情報サイト「All About」(http://www.allaboput.co.jp)でも、多彩な知恵を公開中。
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