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くらしの知恵袋

2016年 春号

家庭防災の知恵袋



防災ピクニックって、何?



災害でライフラインが止まった時の不安や不自由は想像以上に大きく、そうした悩みを解消してくれる防災グッズは本当に心強いものです。 ただ、大型の機材を各家庭で保管するのは難しい場合もあるでしょう。 これからご紹介する二つの知識は、防災備蓄の負担を軽減するとともに、サバイバル術としても活用できるテクニックです。 "手作り"というのもおこがましいぐらいにシンプルです。 シンプルな分、万一の場合にも活用しやすいテクニックですので、ぜひ覚えておきましょう。

カーテン

懐中電灯を上部に向け、ペットボトルを乗せるだけ。乱反射して周囲が明るくランタンのように。デコボコがついたボトルを用いると、効率的に光を散せる。膨らませたビニール袋でも可能。


大きなビニール袋でも水を運ぶことができる。口を縛って、段ボール箱に入れれば保管もOK。水漏れを防ぐために、段ボール箱の中に入れる袋は二重にしておくとよい。



防災グッズを選ぶ際には「命を守る防災グッズ」から順番に準備をすることが鉄則と言われています。
そういった点でも、体を守るためのグッズはどんな場面でも用意できることが大切です。



 


窓ガラスや食器が割れたり、室内にモノが飛び散ったりしている可能性が高いので、絶対に素足で歩かず、スリッパや靴を履いて移動するようにしましょう。この新聞紙スリッパを手作りしながら、「これで安全かな?もっと底が厚い方がいいな」と思うことでしょう。その気づきが大切です。
危険物から足を守るためには、底が厚いスリッパやよりしっかりとした靴を備えるといった選択が可能になるのです。
新聞紙スリッパは、避難所などでの生活履きとして活用するのがオススメです。



 


阪神・淡路大震災と東日本大震災、それぞれの経験者が口をそろえたのが「周囲を舞う粉じんがつらかった」という声。粉じんは視界を奪うだけでなく、のどを痛める原因にもなりますので、防災グッズとしてマスクも備えるようにしましょう。
キッチンペーパーで作った簡易マスクでも、ある程度のホコリや粉じんを防ぐことができ、口や鼻をハンカチで押さえる場合よりも手が自由になる点がポイントです。
しかし、インフルエンザウイルスのような微細なものには効果を発揮しませんので、ご注意を。


高荷 智也さん 備え・防災アドバイザー/危機管理アドバイザー

「備え・防災は日本のライフスタイル」をテーマに、さまざまな防災対策のノウハウを、各種メディアや防災Web サイト『備える.jp』( http://sonaeru.jp/ )を通じて解説している。





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