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くらしの知恵袋

2016年 冬号

予防掃除3つの基本


汚れがつかないようにカバーする
大掃除のときに苦心するのが、積もったホコリや油汚れの拭き掃除ではないでしょうか。そこで、汚れが気になる場所には、汚れがつかないようにカバーをしましょう。
冷蔵庫の上部はラップで。コンロには、一口サイズのカバーを。

ホコリと油煙が固まり、ベタベタな「冷蔵庫の上部」。大掃除のあとにラップでフワッとカバーすれば、来年はラップを交換すれば完了。

上部に通気口のついた冷蔵庫もあるので、その場合はふさがないように注意を。
冷蔵庫の取扱説明書もご確認ください。



コンロの油はねガードは、一口サイズだと周囲に油汚れがつきません。普段はしまっておいて、炒め物と揚げ物をするときだけパッと広げて使えるのでキッチンがスッキリとする点もグッド。







静電気が起きやすい冬場は特に気になる、ブラックやダークな色調の家具に積もったホコリ。スプレーボトルに200ccの水を入れ、洗濯用の柔軟剤をティースプーン1杯ほど混ぜた「静電気防止剤」を吹きかけた布で拭き掃除すれば、ホコリをつきにくくする「見えないカバー」に。

3日を目処に使い切ってください。また、家具の材質などによって変色の可能性があるので、目立たない場所で試してからお使いいただくのがおすすめです。

目線よりも高く、掃除がしにくいタンスなどの上は新聞紙でホコリをガード。数カ月に1度交換すればOK。


日ごろから汚れがつかないような工夫をしておけば、大掃除のときの手間が軽減できます。汚れに強いアイテム選びも、その工夫の一つです。
ハンディーモップやフロアモップといった掃除道具の置き場所は、汚れやすい場所の近くに置くと気づいたときにサッと掃除できます。
「手に取りやすい」道具の配置も「予防掃除」のポイント!


ソファでくつろいでいるとき、その周りのテーブルやテレビ台のホコリが目につきます。
手の届く場所にモップがあれば、サッと掃除ができます。


入浴後に脱衣所の床がぬれているのに気づいたとき、近くにモップがあれば自然と拭き掃除ができます。


バスルームの汚れといったらカビ。掃除道具、風呂桶や椅子などは、「抗菌仕様」や「乾きやすい」ものを選択。さらにもう一点、「つるせる形状」であることもポイント。アイテムをつるすことで、水きれがよくなり、ぬめりやカビ予防に効果大。


汚れがたまる場所=いつもの掃除では手が届かない場所。
それなら、いつもの掃除で対応できる場所を増やしてしまいましょう。


リビングのテーブルチェアーの脚裏にすべりをよくするシールを貼ったり、ごみ箱や観葉植物を置く台をキャスター付きにしてみたりと、家具を動かせるようにすれば、いつものお掃除で手の届かない場所が削減。

※地震の際、家具がすべりやすくなりますので、
ぶつからないようご注意ください。






食器棚やテレビ台、ソファなど、動かすことの少ない家具と壁の間に、掃除機が楽にかけられるスペースを空けておくこともポイント。







本間 朝子さん 知的家事プロデューサー

自身が仕事と家事の両立に苦しんだ経験から、家事の効率化に役立つメソッド「知的家事」を考案し、メディア、講演等を通じて提案している。著書に『写真でわかる! 家事の手間を9 割減らせる部屋づくり』(青春出版社)ほか多数。





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