くらしの知恵袋
2017年 春号



備蓄食を定期的に食べ、食べた分を買い足して補充するという考え方です。
【1】備蓄食の賞味期限切れを防げる。
【2】ローリングストックの期間は「1年」を目安に。レトルト食品を備蓄食にしてもOK※。
【3】食べ慣れたものを備蓄食にできると非常時でもしっかりとした食事ができ、安心感が大きくなる。
※消費期限は、商品によって異なります。
備蓄の前にご確認ください。
被災後1週間程度は食料品の供給が滞ることを想定し、備蓄食を用意しておくと安心です。
家族4人の岡部家では、1週間分の備蓄食(4人分×7日×2食+間食)を、A4サイズのファイルボックス7箱がラクに入る、約幅78×奥行33×高さ48cmという本棚1段分のスペースに収納しています。
●メニューをしっかり決めることで、非常時の食事でも栄養バランスを整えやすい。
また、必要以上のストックを購入することも減るので、コンパクトに収納できる。
●家族だれもが、自分だけで備蓄食を食べやすくなる。例えば、お子さまが学校から帰ってきて小腹が空いたときに、" 家庭内のコンビ二" 的に備蓄食ストックを活用
→「ローリングストック」の推進になるとともに、万一、お子さまだけが在宅中に被災しても、あらかじめ栄養バランスを考えた食品を入れて、セットしておけば、好きなものだけを食べて栄養が偏ることもなくなります。
岡部 梨恵子さん 防災士/防災アドバイザー/整理収納アドバイザー
防災備蓄、片づけのプロフェッショナルとして、行政や企業、小学校のPTA主催のイベントで講演。
雑誌や新聞、テレビなどのメディアでも積極的に情報発信をしている。
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