くらしの知恵袋
2017年 夏号
膝の痛みを誘発しない歩き方のポイントは、膝・つま先を同一方向に踏み出すこと。意識して、歩行時の自分の足元を見てみましょう。
実は、つま先と膝が同一方向になっておらず、いわゆる「内股」や「ガニ股」になっている方が意外と多いのです。
これは、膝に負担をかける歩き方です。100歩歩けば、100回負担をかけることに。
日ごろから膝周辺の筋肉をほぐしておくと、脚がスムーズに前に出るようになり、「正しい歩き方」習得の手助けとなります。
初心者の方でも就寝前に布団の上で簡単にできるストレッチをご紹介します。ケガを防ぐためにも柔軟性を高めましょう。
日常動作である「歩くこと」と、トレーニングになる「ウォーキング」は別物。無意識に歩くだけでは一部の筋肉しか使えないため、運動効率が悪いのです。下の「4つのポイント」を意識しながら、呼吸を止めずに、ゆっくりと歩きましょう。
正しい姿勢で歩くと、脂肪燃焼効果がアップし、太りにくい身体に!
ホルモンのバランスが改善され、冷え性やむくみ、腰痛、肩こりにも効果があるといわれています。
長坂 靖子さん ウォーキングトレーナー
美と健康をテーマに講演、執筆など幅広く活動。日本ウォーキングセラピスト協会代表。監修本に『日常ウォーキングで楽やせ&免疫力アップ!』(学研プラス)など。
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