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くらしの知恵袋

2017年 秋号

汚れがつかないようにカバーする


立っているときの自然な姿勢を、寝ているときにも保つ、それが枕の役割です。体型や日ごろの姿勢などによって、合う枕の高さは変わってきます。

 
立っているときは、首がスッと伸びています。あお向けになったときに、首の前後にシワが寄っているということは、枕が高すぎたり、低すぎたりするということになります。
枕の形が首から後頭部の形に合っていると頭の収まりがよく、部分的な圧迫感もありません。
  体型に合った枕を使うと、寝た瞬間に体の力が抜けて、気持ちいいと感じられます。逆に、体型に合っていない枕だと、体のどこかに余分な力が入ります。例えば、枕が高すぎると顎を引いた姿勢になるので、奥歯をかみしめる咬筋(こうきん)に力が入ってしまいます。
 



一般的に、●痩せ型の人は「やわらかめ」●ガッチリ体型の人は「硬め」●標準体型の人は「中くらい」が、マットレス選びの基本といわれています。それは、体重と体を支えるマットレスの力のバランスが、快眠のポイントだからです。



眠るとき、体全体をゆるめる習慣を持つと快眠につながります。まず「顎」「目の奥」の力をゆるめ、続いて「つま先」「かかと」「足首」「ふくらはぎ」……と足の先から順番に頭部の先まで、1カ所ずつ意識して、ゆっくり息を吐きながら体中の力を抜きましょう。慣れてくると途中でスーッと眠りに入っていけます。


 
奥歯をかみしめる咬筋は、ものを かんでいないときでも無意識に力んでいます。意識して力を抜くこ とでリラックスできます。   携帯電話の使用など1点を見つめる機会の増加により、目の筋肉が 緊張しがち。ほぐすには、目をつむり、眼球の奥にある筋肉を束ねる部位に意識を向けましょう。
 


考えごとをしてしまい、なかなか寝つけない……そんなときは、ヨガの呼吸法をアレンジした簡単なリラックス術を。同室に人がいる場合は、心の中で音を響かせても効果があります。



休日の夜、翌日のために早く眠りたいのに眠れない……。その理由は、眠りのメカニズムにあります。
起床後、15~16時間で睡眠ホルモンのメラトニンが分泌し始め、その後1~2時間で睡眠に向けた体の準備が整います。だから休日に朝寝坊をすると、早く寝つけない原因となるのです。休日でも規則正しく起床することが、快眠につながります。




三橋 美穂さん 快眠セラピスト

手軽にできる快眠メソッ ドで1万人以上の眠りの悩みを解決した睡眠のスペシャリスト。著書に『驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100』(かんき出版)など。





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