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くらしの知恵袋

2017年 冬号

汚れがつかないようにカバーする


マンションにおける上手な暖房を考えるために、"エアコン=たくさんのエネルギーが必要"という思い込みを、まずは払拭していきましょう。



図1と図2は、暖房機器の運用コストやエネルギーの消費内訳を比較したものです。エアコンのコストの低さ、エネルギー消費の少なさを意外に思われる方は多いのではないでしょうか?
これは、エアコンの機能が進化し、以前に比べて省エネになったからです。それでも、エアコンの使用をためらってしまうのは、省エネを啓発する際に設定温度が話題になっていたからかもしれません。「エアコンはコストがかかるから、いくつかの暖房機器を併用しよう」。実は、この先入観こそが、コストアップにつながる原因になっているのではないでしょうか。





暖房機器の効果は、「機器+家+人」の組み合わせで決まります。エアコンは、温風を対流させることで部屋全体を暖めるオールラウンドプレーヤーです。
その効果がもっとも発揮されるのが高気密・高断熱のマンションなのです。






エアコンのスペックを見るときは「畳数の目安」「消費電力」、センサー機能などの「付加機能」に、もう2項目を加えて比較すると上手なエアコン選びができます。


 
帰宅後すぐに部屋を暖めたいときは、パワフルに温風を送り出してほしいし、就寝時には静かで穏やかな運転が望ましい。そうした強弱を数値化したのが、「能力」の項目です。特に「最大暖房能力」の高さは、どれだけすばやく部屋を暖められるかの目安になります。   ストーブやヒーターは、1のエネルギーを使って1の熱を発します。それに対して、エアコンは、1のエネルギーで「数倍」の熱を発することができます。「通年エネルギー消費効率」は、それが「何倍」の熱を発するのかを表しています。「7.2」と書いてある場合は、1のエネルギーで「7.2」の熱を発することができるということ。この数値が高いほど、省エネ性能の高いエアコンということになります。




冬が近づくと、最新エアコンの暖房機能を説明するテレビCM が多くなります。他の家電と違って、体験して購入することが難しいからでしょう。年々進化する機能のなかでも、知っておくべき2つの機能をご紹介します。  


 
エアコンから出る暖房の風は生ぬるい……そのイメージも今は昔。 今どきのエアコンは、熱風を吹き出します。なかには、60℃の熱風を吹き出す機種まで登場しています。さらには、この熱風を吹き付けることで、床面の温度を36℃程度まで上げ、「床暖房」代わりに活用できることを売りにするエアコンもあります。   自動掃除機能を備えるエアコンが、続々と登場しています。この機能は、高齢者の家庭に特におすすめです。エアコン掃除は高所に手を伸ばさなければならないため、椅子に乗るなど危険な作業もあります。その点、自動掃除なら安心です。家電のメンテナンスもバリアフリーで考えるべき時代がやってきました。




家電王・中村さんが、最新の家電情報をYouTubeとFacebookで発信。「ロボット掃除機は絨毯にも使えるの?」といった視聴者からの疑問に、実験をしてお答えする「教えて家電王」のコーナーをはじめ、楽しくてタメになる情報が満載です。





中村 剛さん 家電王・家電製品総合アドバイザー

テレビ東京系列の人気番組「TVチャンピオン」スーパー家電通選手権で優勝。東京電力エナジーパートナーに勤めながら、情報誌やウェブなどで旬の家電情報を発信している。





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