情報誌「くらしと」と「くらしスクエア」が、専門家の監修者を訪ね、日常の様々な疑問や、快適な暮らしのためのアイデアについて教えていただくコーナーです。毎月1回更新!

ファブリック類はお部屋の中のさまざまなニオイを吸収します。そのなかでも、カーテンはお手入れがしにくいもの。カーテンを洗濯する際の注意点をご紹介しますので、冬の大掃除と一緒にきれいにしてみませんか。

家庭洗濯の表示例
ドライクリーニングの表示例
家庭洗濯(自分での洗濯可)
ドライクリーニング(自分での洗濯不可)
のいずれかが表示されています。
何よりも先に確認しましょう!
また、材質によって収縮率なども異なります。
購入の時点で、洗いやすいカーテンを意識して選ぶことも、
お部屋を清潔に保つテクニックの一つです。

- ❶ 洗う枚数は、一度に最大でも2枚。
- ❷ 水量は最大。水流は最弱。普段使いの洗剤か、おしゃれ着用の洗剤を使用。
- ❸ フックを外し、できればひだをそろえて畳んだ上で、ネットに入れて洗濯。
- ❹ 洗濯のコースは、「通常」。脱水は、30秒程度まで。陰干しが基本。洗いあがったらすぐに、元のレールに吊るすのが一番。
※洗濯をする際は、あらかじめカーテンに記載の取り扱い絵表示をご確認ください。
材質によっては伸縮や色落ちをする場合もございますので、
詳細はカーテンの製造元にご確認ください。
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洗濯かごの中にたまった洗濯ものには、いろいろなニオイがついています。
忙しくて毎日は洗濯できないという方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、おススメの応急処置法をお教えします。
洗濯ものの嫌なニオイの原因は、
繁殖した菌。
悪臭の原因は、洗濯ものに付着した汗や汚れを栄養分とする菌が繁殖していること。
そこで、衣類用の「除菌消臭スプレー」をかけて、菌の繁殖を防止しましょう。
コートなどに活用する方は多いかもしれませんが、これから洗う予定の洗濯ものに「除菌消臭スプレー」をかけるのは盲点ではないでしょうか。
スプレーを吹きかけた後の対策
スプレーは、除菌効果があるとはいえ、成分のほとんどが水分です。湿った状態の衣類は菌が繁殖しやすいので、
さらなる悪臭の原因にならないよう注意が必要です。スプレーはハンガーなどにかけて行い、しっかりと乾燥させてから、洗濯かごへ戻しましょう。
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空気中に漂うニオイが付着する消臭剤として活用される「重曹」に、アロマテラピーをとりいれて、お部屋を自分のお気に入りの香りにする方法をお教えします。
- ● 容器:ジャムの小瓶など、お部屋に置いておいて邪魔にならず、インテリアにもなるものがおすすめ。
- ● 重曹:スーパーや薬局で市販されている清掃用の重曹を用意しましょう。
- ● アロマオイル:市販のアロマオイルでOK。お気に入りのニオイを探して購入しましょう。



重曹の表面部分で除湿・消臭を行います。定期的に容器の中身を混ぜて、重曹の表面が乾いているようにしましょう。

全体的に湿ってきたら、取り換え時です。