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植栽お手入れマニュアル

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植栽ワンポイントコラム(2)

接ぎ木の見方

接ぎ木の見方

接ぎ木とは、人工的に2 本の枝や幹を接着させる方法です。生長に時間がかかる木などを効率よく育てるための方法で、殖やしたい枝を、生長が早く病害虫に強い木などに密着させ1 本にします。果樹にもよく見られます。
殖やしたい木を穂木(ほぎ)、穂木を育てるために接着する木を台木(だいぎ)といいます。
不自然なところから枝が出ていたり、斜めにカットしたような跡が見られたら、それは接ぎ木の跡の可能性が高いです。下の台木の方が生長力が強いので、枝が伸びてきたらすぐに切り落とします。

果樹を楽しむ

果物

庭の果樹をより楽しむためのポイントは、受粉のしやすさと、病害虫に気を使うことです。
特にブルーベリーは病害虫に強く、最も人気の高い果樹の一つです。1 本でも受粉は可能ですが、受粉しにくいものが多いので、違う品種のものを2 本以上植えた方が実つきがよくなります。
ブルーベリーはハイブッシュ系とラビットアイ系に分類されます。2 本以上の苗を用意する時には、同じ系統の中から違う品種を選びます。
味は品種によって違います。可能なら試食させてもらい、自分の好みの味を見つけましょう。

芝生のお手入れ

芝生もグランドカバーのひとつです。最近では屋上緑化や学校の校庭に取り入れられることも増えています。種類によって性質が異なりますが、よく使われる高麗芝を基本に主なお手入れのポイントをご紹介します。
水やり:芝は過湿も乾燥も苦手ですが、高麗芝は比較的強いので、それほど気にする必要はありません。しかし晴れた日が続く時などは様子を見て水をやります。葉が丸まっていたら乾燥のサインです。真夏時は2~3 日に1 回を目安に水やりをしましょう。ジョーロ、またはホースにシャワーノズルをつけ、縁までまんべんなく、しっかり水が届くようにします。冬は基本的に必要ありません。
肥 料 : 顆粒の化成肥料が便利です。芝生用肥料も市販されていますが、N(チッ素):P(リン酸):K(カリウム)の割合が同程度なら他でも代用できます。量は商品の取扱説明書を確認してください。散布する時は、目量り、手量りを利用すると楽です。自分のひとつかみの量や、庭のだいたいの広さを把握し、芝の上に均等に撒きます。
芝刈り:芝は刈込むほど良くなるといわれます。特に夏の生長の早い時期はこまめに芝刈りをして、丈を2~3cm 程度に抑えるようにします。これにより雑草も生えにくくなります。伸びすぎてから刈ると茎だけになってしまうので気を付けましょう。面積が広い場合は機械を使用した方が楽ですが、角などの刈り残しはハサミを使いきれいに仕上げます。また刈り取った芝はきれいに取り除きます。

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