
ここ数年、寒天とお砂糖で作るキラキラと輝く琥珀糖が “食べる宝石” と呼ばれ、注目を集めています。外はシャリ、中はみずみずしい和菓子です。 今回は、オレンジピールを使ったおしゃれなアレンジレシピをお届けします。
琥珀糖は、昔からお茶席などで、一年を通して食べられる伝統的な和菓子です。 寒天とお砂糖を煮詰め、乾燥させて作ります。表面が乾燥し結晶化したら、食べ頃ですよ。

名前の由来はクチナシの実で着色し、琥珀色をしていたことから。琥珀

琥珀糖は抹茶やコーヒーの茶菓子として味わうほか、ソーダ水などに合わせて、見た目を楽しむことも。

型に流し入れた際に、表面に気泡ができる場合があります。気泡は混ぜ込まず、つまようじ等で端に寄せ、成型の際に切り落としましょう。
オレンジピールは好みの形や長さにカットしてOK。レモンピールや、ゆずピールでも代用できます。生のフルーツは傷みやすいため避けましょう。


大きめの鍋に粉寒天と水を入れ、中火にかける。へらで混ぜながら沸騰させる。

1にグラニュー糖を加え、ときどき混ぜながら中火で約6分煮詰める。へらですくい上げると糸を引くようになったら火を止め、刻んだオレンジピールを加え、ひと混ぜする。

水にくぐらせたバットに2を流し入れ、冷蔵庫で1~2時間冷やし固める。

3を好みの形に切り分け、クッキングシートの上で乾燥させる。表面が結晶化したものをグラスに数個入れ、炭酸水を注ぐと、爽やかな香りづけになり、見た目も華やか。
もうひとつの「琥珀糖」レシピをご紹介!
くらしと2018 夏号
をご覧ください。