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情報誌「くらしと」取材レポート

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情報誌「くらしと」に掲載されている「トリクムクミアイ~トナリの管理組合の選択と決断~」の記事をご紹介!

2013年10月号

第2回の大規模修繕は、
安全性と同時に"価値"も向上。

9自動ドアを採用しバリアフリー化した正面入り口を入ると、今回の工事の最大の課題であったオートロックシステムが設置されている。メールコーナーも配送業者と居住スペースが分けられたため、セキュリティを強化できることができた。

エントランスホールのドアも自動ドアを採用した。エントランス内に作られた居住者用のメールボックススペースは、下部のガラスを透明にすることで中にいる人が見えるようにして防犯性を高めている。

エントランスホールのベンチの背面から天井へ伸びる3本の帯状の壁が、殺風景になりがちな空間にデザイン性を加え、間接照明が温かみと彩りを加えている、

左から理事の斉藤さん、理事長の藤谷さん、理事の高橋さん。

ライオンズマンション南砂町管理組合/東京都江東区

築27年目で迎えた第2回目の大規修繕工事。
最大の目的であるセキュリティの強化をきっかけに、
時代に即した設備とデザインを取り入れ
資産価値を向上させたその全容。

東京都江東区に位置する『ライオンズマンション南砂町』。築27年を迎え、近隣のマンションの中では古顔と言えるこのマンションは、第2回目の大規模修繕にあたってセキュリティの強化を課題に掲げた。「最近のオートロックのマンションに比べると、誰でも自由に敷地内に入れるということが問題でした。以前、居住者のものではないバイクが駐車されていたこともありましたね」と理事長の藤谷さんは言う。
 修繕委員会のメンバーは、藤谷さんと理事の高橋さんを含めて6名で構成。そのため、委員会と理事会の間の疎通も図りやすく、また前回の大規模修繕の経験者が3名いたこともありノウハウも活かせたそうだ。とはいえ、やらなければいけないことは山積みであり、委員会の仕事は3年がかりだった。

「今回、一番大変だったのは施工会社の選定でした。最終候補を3社に絞り、各社にプレゼンテーションをしてもらった結果、大京アステージに決めました。プレゼン内容はもちろんですが、前回の大規模修繕工事もお願いしていて、その時にしっかりとやってもらえたという印象が残っていたことも大きかったですね。こういったことは信頼関係が大事ですから」(藤谷さん)。大京アステージから提案されたのは、エントランス部の大幅なデザイン変更を含めたリノベーション案だ。
「オートロックは絶対に外せない点でした。それならば、この機会に見た目から変えてみてはどうでしょう、と提案されたんです。私たちはセキュリティ強化は必要だと思っていましたが、同時に資産価値も向上させようとまでは考えていませんでした。費用も想定していた中で収まるということもあり、お願いすることにしました」(藤谷さん)

 新たなアプローチやエントランスのデザインは、大京アステージから提案された基本案をベースに、色や素材など細かな仕様を委員会で検討。決まった内容は掲示板で居住者へと伝達。充分な修繕積立金があったため追加徴収の必要はなく、安全性とデザインが向上するとあって、201世帯という大所帯でありながらも目立った反対意見もなく合意形成はスムーズに進んだ。
「設計担当の野宮さんには、パース図をはじめ、たくさんの資料や資材サンプルを用意してもらいましたが、完全な仕上がりイメージというのはなかなか思い描けません。ですので打ち合わせは何度も重ねました。そのうちに熱意を持って取り組んでくださる野宮さんへの信頼感が生まれ、最後は『これで大丈夫です。あとはお任せください』という心強い言葉を信じてお任せしました。完成したエントランスは、本当に任せてよかったと思える満足のいく仕上がりでした。これまで大規模修繕工事は、維持するための補修という、いわば延命作業的なものという認識でした。自分たちでは思いつかなかった大規模な変更を提案してくれた大京アステージさんには、とても感謝しています」(高橋さん)

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