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情報誌「くらしと」取材レポート

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情報誌「くらしと」に掲載されている「トリクムクミアイ~トナリの管理組合の選択と決断~」の記事をご紹介!

2013年10月号

第2回の大規模修繕は、
安全性と同時に"価値"も向上。

共用廊下のライトはLEDに変更。電気代がかなり抑えられるうえ、明るくなったと評判も上々。


2か所ある非常階段には鍵付の扉を設置しセキュリティを強化した。エントランスと1階の外廊下をつなぐ通路には、新たにてすりつきのスロープを設置しバリアフリーに対応。2階以上の居住者はエレベーターを使えるため、問題はないが、この通路はこれまで階段しかなかったため不便を強いられていた。

ライオンズマンション南砂町管理組合/東京都江東区

 課題だったセキュリティ面は、エントランスのオートロック化、駐車場入口にチェーンゲートを設置、非常階段に鍵付き扉を設置など、敷地内の主な出入り口をほぼカバーした。「もともとセキュリティを意識して作られた建物ではないので、できることには限界があります。もっと徹底的にやらなければ意味がない、という意見もありますが、やり過ぎると今度は住み心地が悪くなってしまいます。鍵やフェンスがあるだけでも居住者は安心を得られますし、犯罪の抑止にもつながります。100%とはいきませんが、及第点の仕上がりだと思います」(藤谷さん)
今回の工事では居住者の年齢が高くなってきていることもあり、アプローチは段差をなくして滑りにくい素材を採用、エントランスと外廊下に続く通路にスロープを設置するなどバリアフリーにも取り組んだ。予想外に好評だったのは、月々のコスト削減のために行った共用廊下のLED化。各戸の玄関脇のライトが明るくなったため、鍵の開閉がしやすくなったそうだ。

 時間と手間のかかる大規模修繕を終えた理事会は早速、次の事案に取り組みはじめている。「次はペット関連の問題。難しい案件ですが、誰もが住み良いマンションにするためにはルールを作り、守ってもらうことが必要です。せっかくきれいにしたのですから、その状態を維持したいですね」と理事の斉藤さんは言う。
 今回の大規模修繕により、住み心地の良さはそのままに、今の時代に見合う設備とデザインを手に入れたこのマンション。さらに価値をあげるための取り組みはこれからも続けられていく。

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