情報誌「くらしと」に掲載されている組合取材レポートをご紹介!
居住者で共有できる「コンセプト」が、
マンションへの愛着を深める。
ビオトープの管理で培った積極性で防災や季節のイベントも活発に。
「ライオンズ港北ニュータウンローレルコート」の理事会は、ビオトープの管理以外の活動も積極的だ。
「共有スペースを使ったイベントも盛んです。居住者の関心の高い防災対策のイベントはもちろんのこと、この冬には、敷地内に生えているモミの木を飾り付けてクリスマス会を行いますし、餅つき大会も企画しています。アイデアを出せば、理事会のみんながまじめに考えてくれるので、ついつい盛り上がってしまいます(笑)」(神田副理事長)
盛りだくさんのイベントがあるため、理事会のコミュニケーションは昼夜を問わず、柔軟に行われている。
「平日の昼間に理事長からメールをいただくことが多いんです。お話を聞くと、皆さんお仕事の昼休みに連絡を取り合うこともあるとか。週末には、エントランス横のラウンジで夜遅くまでお話し合いをされているのにも驚きました」と大京アステージのマンションアドバイザー、長谷川も、その熱心さに舌を巻く。
「住民同士でコミュニケーションを取ろうと思っても、なかなかきっかけがないとできませんよね。そのきっかけ作りの一つとして、このマンションにはビオトープの管理という活動があるのです。居住者の誰もが関心があることですし、ビオトープがこのマンションの軸になり、好循環が生まれていると思います」(首藤さん)
今後さらに整備が進み、ふれあいの森に今よりも多くの生き物が息づくようになったころには、居住者の皆さんが「このマンションがふるさとだ」と感じられ
る愛着が育っているのだろう。
「理事会では、理事の一人ひとりが与えられた役割の中で、イメージを膨らませながら、それぞれの役割を果たしおり、うまく連携できています。それは、このマンションをよくしたいという思いを共有しているから。入居時に誰もが描いていたマンションのイメージに近づけるためにも、自分たちが努力しなきゃいけない。それに気づけたことで、『じゃあ、その実現を目指そう』と全員が同じ方を向けたのが強みですね」(小泉理事長)
緑との共生というコンセプトを中心に居住者が一丸となれる環境が、これからも「ライオンズ港北ニュータウンローレルコート」のグッド・コミュニティーを育む原動力となっていくことだろう。



