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情報誌「くらしと」取材レポート

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情報誌「くらしと」に掲載されている組合取材レポートをご紹介!

2017年9月号

(特別編) あのマンションはどうだった?イベント作りのはじめの一歩!




No.1 季節の行事をイベントに
~ライオンズシティ東京根岸(東京都台東区)~

家庭ではできない、本格的なイベントを。
準備の時間も、絆を深める貴重な機会に。


故郷を離れ、周囲に住む人の顔をあまり知らないなかで、子育てを続けるママさんは多い。ライオンズシティ東京根岸では、そうした育児を始めたばかりのママさんたちが、互いの不安や悩みを相談し助け合う「ひよことたまごのママクラブ」というコミュニティーを、竣工からほどなくして整えた。

当初は、ママたちが主役の花見会などで交流を図っていたが、子どもの成長とともに、イベントの主役は子どもたちに。ハロウィーンパーティーやクリスマス会、花火大会といった季節の行事を、マンション全体のイベントとして開催している。

各家庭でも、季節の行事は楽しめる。しかし、マンションの行事として実施すれば、“できること”が格段に増える。例えば、ハロウィーンは、仮装した子どもたちが「トリック・オア・トリート」と唱えながらご近所のベルを鳴らすなど、本場さながらの雰囲気を味わえるように。また、クリスマスにはエントランスに大きなツリーを用意。すると、その飾り付けも立派なイベントになる。“できること”が増えれば、参加したことのない居住者にも「今度のイベント、お楽しみに!」と、自信を持って気軽に声をかけられ、輪も広がりやすい。

また、イベントが本格化していくと、準備にパパたちの協力も必要になるので、パパ同士の交流の場も自然と生まれる。最初はママたちの間で育まれた絆が、子どもの成長とともに、家族、そしてマンション全体へと広まり、成熟したコミュニティーを形成している。




No.2 減災活動とイベントを融合
~モリス南越谷(埼玉県越谷市)~

防災を居住者みんなの自分事に。
イベントで、共通意識を育てる。


本誌の連載記事「震災備防録」でご紹介したモリス南越谷の管理組合は、竣工から20年という節目を減災活動の元年にしようと、さまざまな取り組みを実施。その一つが、マンション内の集会室で行われた20周年パーティーだ。マンションとして今後、防災と減災に力を入れていくことを報告するイベントとして位置づけた。

集会室の壁には、マンションの20年を記録したたくさんの思い出の写真と緒に、管理組合のメンバーが参加した地域の防災訓練についての活動報告をポスターにして並べた。
その結果、20年間の思い出とともに、減災の必要性についても語られ、参加者同士で前向きな意見交換が行われたという。また、単に防災・減災のイベントを行うのではなく、誰もが楽しめるコミュニティーイベントの延長線上に設けることで、参加者を想像以上に集めることができた。

イベントでは、カレーライスもみんなで作った。いわゆる炊き出し体験だが、防災・減災というテーマをしっかりと共有しながら行った。例えば、被災時に調理器具が不足している場合を想定。すると、アルミホイルを活用してジャガイモの皮をむいてみよう、といったアイデアが参加者から生まれやすくなり、リアルなシミュレーションが可能になる。

日常と異なる体験は、参加者にとっても刺激的。防災・減災を自分事として考えるいい機会になるし、共同作業を通してコミュニティーの一体感を一層、深めることもできる。



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