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情報誌「くらしと」取材レポート

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情報誌「くらしと」に掲載されている組合取材レポートをご紹介!

2017年9月号

(特別編) あのマンションはどうだった?イベント作りのはじめの一歩!


No.3 日常生活に溶け込むイベント
~ライオンズマンション山鼻16条(北海道札幌市)~

“女子会”で生まれたつながりで、
高齢世帯の安心を育む。


イベントといっても、大がかりな準備が必要なものばかりではない。ライオンズマンション山鼻16条では、居住者の呼びかけで"女子会"を開いている。都合のいい平日の昼間、近所のカフェで日常会話をするーそうした何気ない交流が、参加者にとっては大きな一歩になった。

日本人の4人に1人が65歳以上となった今、マンションに単身で住まう高齢者の方が増えている。ライオンズマンション山鼻16条もそうだ。そこで、居住者の1人が防災訓練の場を使って「女子会をしませんか」と声かけをしたところ、「待ってました」とすぐに参加者は集まった。

誰もが、口を揃えていうのが「いざというとき、顔を知っていれば声をかけやすいので、交流があればいいなと思っていた」ということ。例えば、風邪をひいたときに、ちょっと買い物をお願いできる……そんな助け合いの関係を求めていた。

居住者同士では、普段から挨拶はしていたし、雪かきなどでは、積極的に助け合うこともしていた。ただ、そこからお互いの暮らしのなかに一歩踏み込むきっかけとして、"女子会"が必要だったのだ。
女子会という、ほどよくつながれる場を用意し、居住者自身が長く続く安心を築いている事例は、高齢化社会を考える際のよいヒントにもなるはずだ。




No.4 マンション管理をイベントに
~ライオンズ港北ニュータウンローレルコート(神奈川県横浜市)~

自分事としてマンション管理に
興味を持てるイベントを開催。


自分たちが住むマンションの住環境を、もっとよくしていきたい……居住者一人ひとりのそうした思いを、確実に達成する方法として、マンション管理自体をイベントにするという方法がある。ライオンズ港北ニュータウンローレルコートには、設計段階から、この発想が込められていた。敷地内の大きな池を中心に草木を茂らせ、豊かなビオトープを育み、その管理を管理組合が中心となり、居住者自身で行うというコンセプトがあるのだ。竣工当時には、居住者による1000匹のメダカの放流会を池で行うなど、愛着を深めている。

専門家の知識を借りながら、理事会で話し合い、計画を立てて、居住者主体で維持管理を続けている。とはいえ、自然は"生きている"ので、ときには池の藻が繁殖しすぎてしまうなど想定外の事態が起こり、頭を悩ませることもある。そんなときは「何が問題なのか?」「どう解決するのか」ということを、専門家が居住者、特に子どもたちに対して説明会を実施。自然についての知識を深めるイベントを活用することで、マンション管理に興味を抱いてもらうきっかけにしている。

ライオンズ港北ニュータウンローレルコートのような環境はなかなかない。しかし、マンションの防災設備を居住者一人ひとりがその目で確認するツアーを企画するといったことでも、マンション管理を自分事として感じてもらう機会になるだろう。

さらに、ツアーを行った後のお楽しみとして、参加者で飲み物や食べ物を囲んだ交流会をするといったことも効果的だ。




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