情報誌「くらしと」に掲載されている「トリクムクミアイ～トナリの管理組合の選択と決断～」の記事をご紹介！
安全で暮らしやすい
だから資産価値も高い
高齢の方や病気の居住者が万一のときに、ワンプッシュで警備会社を呼ぶことができる救急通報システム用のワイヤレス発信器。
軽量で持ち運びやすく、ペンダント型なので普段から胸にかけておくことができる。高齢者の少なくない当マンションでは、数世帯の居住者が加入し、すでに何度か役立っているという。高齢の家族と共に暮らしているある居住者の方は、「親ひとりを残して仕事に出ている時に、転倒して起き上がることができなかったことがあったのですが、すぐに来てもらえて助かりました。なにかあっても私のところにすぐに連絡がきますから安心して仕事に出られますし、とても心強いです」と話す。
ライオンズマンション太秦第3／京都府京都市
高齢の方にも配慮を
このサービスを導入すると、鍵も特殊なものになりますし、子どものいたずらで誤報が起きたりするのではといった心配もありましたが、今のところ問題は起こっていませんし、こうした設備の導入は費用を追加徴収することなく進めましたから、居住者の意見をとりまとめる際にも、まったく問題はなかったですね。ただ、鍵は2個以上つくると自己負担になるので、そこはちょっと意見も出ましたけれど。
うちは環境もいいですし、高齢者の方がひとりで暮らすにはとてもいいサイズのマンションなので、バリアフリーという観点から、より設備を充実させることは大事だろうと思います。非常階段に手すりがなかったり、現状の旧式のピストン式のエレベーターはストレッチャーが乗らない、といった問題がまだ残っています。これはかなり大規模な工事になるので大ごとではありますが、1～2年の間にやりたいですね。それが終わったら、私としてはほぼ大体やれることはやったかな、ということになります。
20年前のマンションですから、駐車場のサイズが今の車のサイズとあわなかったりといった根本的な問題がないわけではありませんけれど、これから、いい解決策が見つかるといいですね」
【トリクムクム・2 管理会社が取り組んだこと】
「居住者の方同士の強いつながりがある」
管理組合さまだと感じています。
株式会社大京アステージ 京都支店
マンションアドバイザー 金子志峰
