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マンションのお手入れ

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換気設備と結露防止

きれいな空気、適度な温度と湿度は、快適さの基本条件です

排気と給気のバランスが大切

換気は、排気と給気とで成り立っています。排気とは、室内の汚れた空気を外へ出すこと。レンジフードがその代表的な設備です。給気とは、新鮮な外気を室内に取り込むこと。外壁などに取り付けてある給気口が、その役割を担っています。

多岐にわたる水蒸気の発生源

換気と同様に気を付けなければならないのが除湿です。最近は、乾燥防止のため加湿器を使うお宅が増えてきました。しかし、マンションでは、加湿過剰にならないように注意してください。

戸外の空気が乾燥しているときでも、室内ではかなりの量の水蒸気が発生しています。水蒸気の発生源は、人間の呼吸や発汗から炊事、入浴、洗濯などの生活行為、暖房器具の燃焼によるものまで、極めて多岐にわたります。特に暖房器具や調理時の水蒸気の発生量は、意外に多いものです。

結露を防ぐ

化学物質を低減させる

結露を防ぐには、生活の中で発生する水蒸気の発生量を抑え、換気により水蒸気を減らすことが重要です。

また、コンクリートが乾燥するまでには、相当の年数がかかるといわれています。コンクリートから出る湿気や空気の入れ替え不足等で、押入れや物入れの奥にカビが発生することもあります。

ご入居後は、特に換気を頻繁に行うようにしてください。

●こまめに換気をしましょう

晴れた日には、最低3~4回、すべての窓を3~5分間開け放ち、室内の空気をこまめに入れ替えましょう。

●室内の温度と湿度を調整しましょう

室温20℃前後、湿度40%くらいに保っておけば、結露を防ぐことができます。

●必ず換気扇を回しましょう

料理をするときだけでなく、ご飯などを炊くとき、お湯を沸かすときも換気扇を回しましょう。

浴室の換気扇は、入浴後、壁の水滴が消えるまで回してください。

●家具はすき間を開けて置きましょう

室内の隅々まで換気をよくするために、家具はピッタリ壁につけず、5cmは離しましょう。

●シックハウス解消対策として、24時間換気システムを使いましょう

微風量換気でお部屋全体の換気が行える24時間換気装置が設置されています。また、化学物質濃度を低減させるためにも、スイッチを切らずに有効にお使いください。

結露が発生したときの対処法

窓ガラスの場合

窓ガラスの水滴は、そのつど拭き取ってください。寒冷地域では、流れ落ちた水滴が氷になり、窓の開閉がスムーズにいかなくなることがあります。

壁の場合

水滴を拭き取って乾燥させるとともに、窓を開けるなどして空気の流れをよくしてください。

押入れの場合

寝具などの下にスノコを敷いたり、フスマを開けたりして、空気の通りをよくすることが必要です。定期的な換気も必要です。

浴室とトイレの場合

便器、ロータンク、給水管(ロータンクに水を入れる管)などに水滴がつくことがあります。そのつど拭き取ってください。

床、壁、天井にカビが発生したときは、市販のカビ取り剤やカビ止め剤を使って取り除いてください。※

※これらの薬剤は、酸性洗剤と混ぜて使用すると有害な塩素ガスが発生し、大変危険です。薬剤の使用にあたっては、説明書をよく読み、正しく使用しましょう。

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