マンションのお手入れ
洗濯機の設置方法や、漏水に対する注意が必要です。
洗面ボウルは取り扱い注意
洗面化粧台には、シングルレバー水栓、大型ボウル、三面鏡などがついています。天板やボウルは硬い物を落とすとかけたりしますのでご注意ください。
洗濯機の設置方法
洗濯機置き場には、万一、洗濯機から水があふれたとき漏水しないように、あらかじめ樹脂製の皿状のものが設置されています。これを洗濯機防水パンといいます。
洗濯機はこのパンの内側に置き、排水用のホースをトラップにしっかり差し込んでください。
洗濯機用のコンセントは、洗濯機防水パンの正面、または側面の壁についています。
洗濯機は水を使うため感電事故が起きやすいので、専用コンセントにはアースがついています。コンセントの下部についているアース端子に、洗濯機のアース線を接続してください。
洗濯機防水パンのトラップの手入れ
洗濯機防水パンのトラップには、糸くずがたまりやすいものです。放置しておくと、毛細管現象でトラップの中の水がなくなり、悪臭が上がってきます。また、洗剤などがヘドロ状の汚れとなって水の流れを悪くします。時々手入れをしてください。
換気機器のお手入れ
浴室やトイレなど水まわりの天井には、湿気や汚れた空気を外に排出するために浴室換気乾燥機及び副吸込口(トイレ・洗面室)が設置されています。各吸込口にはフィルターが取り付けられている場合があります。(機種によって異なります)
このフィルターが汚れて目詰まりすると排気能力が悪くなります。1ヵ月に1回程度、お手入れをするようにしましょう。
フィルターのお手入れ
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浴室換気乾燥機および副吸込口は天井にあるので、脚立や椅子に乗り、安定した姿勢で作業しましょう。
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浴室換気乾燥機:フィルターの取っ手をひっぱって、フィルターを外してください。
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副吸込口:副吸込口のフェイスを外して、内側のフィルターを取り外してください。
フィルターについているほこりは掃除機等を使って吸い取ってください。
汚れのひどい場合は、ぬるま湯か中性洗剤にひたし、軽く洗ってから乾かしてください。フィルターは直射日光に当てたり、火にあぶって乾かさないでください。損傷、変形する恐れがあります。
フィルターの取り付けは、取り外しの逆の手順で行ってください。
本体パネル・副吸込グリルのお手入れ
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固くしぼった布で汚れを拭き取ってください。アルコール・ベンジン・シンナー・みがき粉、化学ぞうきん、酸性洗剤、カビ取剤等は使用しないでください。
※詳しくはメーカーの取扱説明書をご覧ください。